102回目の夏、消えゆきても それぞれの夢、潰えることなし
102回目の夏の甲子園の中止が決まりました。
強いチームにも
なかなか勝つことのできないチームにも
部員が多いチームにも
そうではないチームにも
どのチームにも
仲間と積み重ねてきた日々の中にドラマがあり
流した汗と涙と喜びの中に
それぞれのストーリーがあります
甲子園が中止になったからといって
彼らのストーリーが
なかったものになるわけではありません
彼らが全てを捧げて頑張ってきた日々や
高みを目指し
掲げてきた夢が消えるわけでもありません
でも
そう簡単に気持ちの整理がつくものではないし
すぐに新しい目標が見つけられるわけでもないと思います
今はただ
悔しさと
悲しさと
どこへ向ければいいのかわからない気持ちの中で
必死に戦っていることでしょう
それでも信じたいのです
102回目の夏、消えゆきても
彼らの
それぞれの夢が潰えることはないと
これから先 彼らの夢が
もっともっと煌めいてくれることを
また
グラウンドに彼らの大きな笑顔が戻ってきてくれることを
~追記~
この夏、学生スポーツの全ての全国大会の中止が決まりました。
甲子園に限ったことではありません。
選手、ご家族、先生や支援者の皆様の気持ちを考えると、
とても胸が痛くなります。
どうか、皆様の夢や希望が、ますます輝いてくださることを心から願います。
長く、高校野球に携わった一人として、野球を記事に取り上げさせていただきました。