たった一つのこと

もし

もしも

わたしに　はねがあったなら

あなたのそばに

今すぐにでも

飛んでゆけるのに。。。


そんな風に思うことが

たびたびあります。


自分の大切な人が

迷い　苦しみ

出口の見えないトンネルを

さまよっている時

ただじっと

待っていることは

できないのです。


みなさんが

そうではないでしょうか？


少しでも早く

大切な人の心の痛みを

分かち合いたい。

和らげてあげたい。


そんな思いに

駆られるのです。


だからといって

自分に何ができるわけでもない。

心の痛みから

救い出してあげることもできない。


自分にできる事は

何なのか。。。


何もしてあげることは

できないけれど


側にいて

ただ寄り添うことはできる。


側にいて

平穏な日々が

穏やかな心が

一刻も早く取り戻せるように

ひたすら。。。

ただひたすらに

祈ることはできる。


きっと

そんなことしかできないけれど

あなたのそばに

飛んでゆきたいと思うのです。



『たったひとつのこと』


苦しんでいる人を見て

胸が　しめつけられそうになったら


困っている人を見て

悲しい気持ちになったら


たった一つだけ

自分にも

できることがある


それは　祈ること

その人の幸せを

かげからそっと　祈ること




祈ることは

何も自分の大切な人にだけ

向けられることではありません。


あなたの心が揺れ動いた

全ての事に

そして全ての人に向けることができる

たった一つのことなのです。


あなたの祈りは

必ず届きます。