やさしいきもち

~人が好き。人の笑顔を見るのが好き。誰しもが幸せであることを祈り、綴る言葉のあつまり~

無題

時間をおいて考えてみると


何においても

正しいとか

間違いとか

誰しもが納得するような基準など

何もないのかもしれない


きっと全ての人は

自分が正しいと思ったことを

行動にするのだから


物事は

とても多面的で

とても多角的で


ちょっと角度を変えてみると

一つの事が

正しくも間違いにも見えてくる


自分にとって

あってはならない事でも

別の人には

普通の出来事だったりする


その溝を埋めてくれるものが

時間であり


相手の立場や環境を

理解しようとする歩み寄りなのだと思う


お互いの距離を縮める努力によって

多角的だった

一つの物事の角は削れ

次第に丸みを帯びてゆく事だろう


人との繋がりを絶つこと

突き放してしまう事は

そんなに簡単な事ではない


だからこそ

時間をおいて考えてみる事は

信頼を回復させ

人と人とがいつまでも繋がってゆくための


大事な大事な

プロセスなのである